ふたつめの出会い


櫻井翔くんのファンになった日は、多分一生忘れません。2010年2月7日。ドラマ「特上カバチ!」第4話の放送日でした。

冒頭から気持ち悪くてごめんなさい。


生粋の教育テレビっ子だった私は、「嵐限定」で民放を見るようになっていました。

10周年を迎え爆発的人気になった嵐はとにかくテレビにずっと出ていました。(まさか10年が経とうとしている今も同じレベルで出続けているとは、本当に嵐さんはすごいです)ひみつの嵐ちゃんVS嵐、そして毎週誰かが出演していたドラマ。当時はドラマリレー真っ最中でした。


特上カバチ!」も、そのひとつ。1〜3話までは、ぼうっと、なんとなーく、かっこいいなー、って思いながら見ていました。なんで4話で急に覚醒したのかはわかりません。

分からないけど、でも、突然に、まさに雷に打たれたように「この人が好きだ」と思いました。なにがあったのかは本当に不明なのでこれ以上何かを語れる気がしないのですが、とにかく、とにかく私はこの人だ、と(なぜか4話で)確信しました。


櫻井担になったのにこれ以上のきっかけは特にありません。2月6日までは箱推しでした。2月7日からは、櫻井担の、嵐ファンになったのです。


それから、今までの録画を櫻井くん中心に見返して、雑誌も見返して、なんで気づいてなかったんだろうと自分に驚き、そして櫻井翔という存在の素晴らしさに感動しました。


短いですが、これがふたつめの出会いです。


問題はここから。

現実の恋愛にのめり込みすぎて嵐がおろそかになる事件。FC加入は高校生まで待てと言われる事件。家族で私以外芸能人に興味ない事件。私を引き込んだ親友は飽き性ですっかり嵐から離れ、気づけばキスマイにハマりまた離れ、LDHにハマっていた事件(それも今は離れ)など、たくさんの出来事がありつつも、初めてのライブ、ワクワク学校、そして相変わらず出続けるテレビと、嵐が日常の一部として生きる日々は続きました。


嵐を推す傍、NEWSにハマりそうになったり、V6沼に片足突っ込んだりしながらも、ファンとまではいかないままだったので、本当に嵐しか知らない一途ジャニヲタとして、私は大学生になりました。